LibreOfficeをインストール【win10タブレットTips】

  中種子町学習情報センターの取組として,GIGAスクール構想に基づいて中種子町各校に導入される,windows10タブレット(surface go)の操作についてや,インストールされるソフトウエアの設定や操作法について発信していきます。主に,操作に慣れていない方が活用しやすいものにしていこうと考えています。


 第11回は,無料のオフィススイート「LibreOffice(リブレオフィス)」をインストールしてみる。です。



Wordは!?

Excelは!?

PowerPointは!!!!?

 ある程度前(いやかなり前…)は,家電量販店等でWindows搭載のコンピュータを購入すると,WordやExcelがはじめからインストールされていたり,一太郎モデルなどといった,あらかじめ文書作成等の事務作業を行うためのソフトウエアがインストールされているものが,結構売られていました。また,職場で与えられるコンピュータにも,その手のソフトウエアがあらかじめインストールされているのではないかと思います。


 しかし現在,タブレット端末を含めたWindows端末を自分で購入しても,そのようなソフトがはじめから入っていることは少ないのではないでしょうか…。そして,納官小学校に導入された一人一台のWindws10タブレットにも,そういったソフトウエアは見当たりません…(実は入っていないわけではないのですが,そのあたりは今回は割愛します)。さあ,どうしましょう…。


無料のオフィススイートを活用

 割愛しますと書きましたが,WordやExcelは,アカウントの取得などが必要になりますが,Microsoft storeからダウンロードして,有料・無料で利用することができるのが現状ではあります。こちらについては,またの機会に情報発信していきたいと思います。


 オフィススイートとは,文書作成や表計算,プレゼンテーション用のスライド作成といった事務作業を行うソフトウエアのまとまり,つまり「スイート」です。甘いわけではなく「一続きの」とか「ひとまとまりの」とか「一連の」といった意味の言葉です。このオフィススイートで最も有名なのが,皆さん御存知MicrosoftOfficeです。「わーど」や「えくせる」というのはその中の一つのソフトウエアを指しています。


 みなさん御存知MicrosoftOfficeは,高機能で使っている人も多く,オフィスソフトの基準とも言えるくらいの存在ではあるのですが,いかんせん価格がお高い。サブスクリプションサービスといって月額課金での利用も可能なのですが,ソフトウエア自体を購入しようと思えば,軽く万単位のお金がかかります。


 仕事で必須である,他の人とファイルのやりとりを頻繁に行ったり,同じファイルをみんなが使う。というような使い方をする方にとっては,どうしても必要かもしれません。しかし,メールで送られてきたファイルを開くのにたまに使う,ちょこっと文書を作りたい,子供たちに授業で体験させてみたい…位の使い方をする方にとってはコストパフォーマンスが悪いです(もちろん,ソフトウエアが悪いということではありません…)。


 前置きが長くなりましたが,そこで活躍するのが無料のオフィススイートです。オフィススイートというのは,Microsoftの専売特許ではなく,世の中にたくさんの有料・無料のものが存在しています。みなさんこれも御存知Google社製のオフィススイートもあります(こちらもそのうち紹介を…)。本日は,その中でも有名で,MicrosoftOfficeとの互換性も高い「LibreOffice(リブレオフィス)」を使えるようにしていきましょう。


LibreOfficeのサイトにアクセス
https://ja.libreoffice.org/

「ダウンロード」

「ダウンロード」

インストールしたいバージョンの
「ダウンロード」

分かりやすい場所に保存

ソフトウエア自体がインストールされるわけはなく,

インストールするためのソフトウエアが
ダウンロードされます。
回線速度によってダウンロードの時間が変わります。

インストーラーを起動してインストール開始
特に設定を変更しない場合はそのまま進めていきます。

しばらくするとインストールが完了し,

デスクトップに白いアイコンが出てくるので

開きましょう。

 これで,LibreOfficeが使えるようになりました。ドネーションソフトといって,気に入ったら寄付をしてくださいねという性質のソフトウエアですが,もちろん無料で利用することができます。


 最新版だけでなく,古いバージョンが存在するのは,長い期間様々な人が利用し,エラー等の修正がなされているため動作が安定しているからです。最新版はもちろん最新の機能が搭載されています。今回,「7.0.3」「6.4.7」の二つがありますが,どちらを選んでもそこまで大きな機能差はなさそうです。


 LibreOfficeを開くと,どのソフトウエアを開くか選択するところからスタートします。文書作成,表計算,プレゼンテーション,図形描画,数式,データベースといったソフトウエアが入っていますので,必要なものを開いて作業を開始します。LibreOfficeは,それぞれのソフトの「ファイル」メニューから,他のソフトを開くことができて便利です。



 動画も作成していますので,是非御覧ください。






 これからも,お役立ちtipsを発信していきたいと思います。



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